ウッドデッキは腐る?腐らないウッドデッキの特徴とは?
ウッドデッキは『すぐ腐るから・・・』というイメージを持っている方も多いと思います。実際に腐ってしまうことはあります。しかし、腐らないウッドデッキを作ることも可能です!
ナカゴミ
腐らないウッドデッキを作るポイントって何かあるんですか❓
富士山くん
では今回は腐らないウッドデッキを作るポイントをご紹介させていただきます!
ナカゴミ
ウッドデッキが腐る原因
ウッドデッキが腐る原因には、
- 『水分』
- 『湿気』
- 『木材』です。
ナカゴミ
1 水分
ウッドデッキは屋外に設置されているため、雨が当たることは仕方ないですが、その後の水はけが悪いと木材に雨水が浸透して、腐っていきます。
ナカゴミ
水はけがポイントですね!
富士山くん
一般的にウッドデッキを設置するときに勾配を付けているため、水は地面に流れていきますが、その勾配が緩すぎると雨水がはけることなく木材に浸透してしまいます。
ナカゴミ
2 湿気
日当たりが悪く、湿気がたまりジメジメしたようなところにウッドデッキを設置してしまうと、湿気がどんどん溜まって木材がジメジメして腐りやすくなります。
ナカゴミ
設置場所も考えたほうが良いってことですね!
富士山くん
はい!日当たりが良く・風通しが良い場所だと、ウッドデッキの乾燥も促進されますよね!
ナカゴミ
3 木材
耐久性の弱いソフトウッドを使ったウッドデッキは、基本的には腐りやすいです。
ナカゴミ
※ソフトウッド材とは・・針葉樹から作られた木材の総称で、ウエスタンレッドシダー、レッドウッド、SPF材、サイプレスなどが代表的な樹種。柔らかくて加工がしやすくて、ハードウッド材より価格が安いのが特徴
防腐塗装をしていればある程度もってくれるのですが、防腐塗装のできない基礎などは腐りやすいです。
ナカゴミ
腐りにくいウッドデッキをつくるための特徴
腐りにくいウッドデッキを作るには、【基礎部分】【設置環境】が重要なポイントです。
ナカゴミ
基礎部分
ウッドデッキには『天然木』『人工木』の2種類があります。どちらにも良さがあり、どちらでも良い木材を選べば腐りにくいです。しかし、見えない部分『柱・梁(はり)』は要注意です。
ナカゴミ
『柱・梁(はり)』はどんなところに気を付けたら良いですか?
富士山くん
いくら良い木材を使っていても、柱や梁が粗悪な安価な木材が使われていたら、そこからどんどん腐食していってしまうのです。天然木ならハードウッドがおすすめです。
ナカゴミ
※ハードウッドとは・・・名前の通り堅く丈夫で耐久性に優れている木材です。 住宅や公共施設等、耐久性が求められる建築物で主に使用されています。耐久性にすぐれており、白アリにも強く、屋外で使用しても20年以上の耐久性を有することがあげられます。また、湿気が多い場所にも強く、沿岸部での使用にも適しています。
人工木なら樹脂木を使うと骨組みがアルミでできているので腐りにくいです!柱や梁が腐ることがないのでウッドデッキ自体も腐ることはありません。
ナカゴミ
メンテナンス
メンテナンスといっても簡単にできることを日頃から行っておくことが重要となります。
ナカゴミ
どんなことをしたら良いんでしょうか?
富士山くん
砂ぼこりを掃き掃除。砂ぼこりがたまっていくと、そこから木材が劣化していってしまうため、定期的に掃き掃除を行ってください。
ナカゴミ
日常のお掃除で行うだけでも違ってくるんですね!
富士山くん
そうです。ウッドデッキがハードウッドや人工木であれば、毎日する必要はありませんが、1年に1度くらい『高圧洗浄機』などでデッキの汚れをきれいにしていただければと思います!
ナカゴミ
ソフトウッドの場合は腐りやすい為、防腐塗装も定期的に行っていただければ腐食を防ぐことができます。
ナカゴミ
まとめ
ぜひ腐らないウッドデッキを作り、快適な場所をキープして素敵なお時間を過ごしていただきたいと思います!!
ナカゴミ