ウッドデッキを設置すると固定資産税がかかる?
「ウッドデッキに固定資産税がかかるのか知りたい。」
このようにお考えの方に、ウッドデッキにかかる固定資産税についてお話させていただきます♪
ナカゴミ
ウッドデッキが固定資産として認められるかどうかが重要ですよね・・・
富士山くん
そうなんです!家屋でないことが証明できれば、課税対象として認められません。
ナカゴミ
そもそも固定資産として認められるにはどういった基準があるのでしょうか??
富士山くん
はい!それでは固定資産からまとめてまいります☺
ナカゴミ
固定資産とは・・・?
固定資産には主に3つの基準が定められています!基準を満たすかどうかが重要です☺
ナカゴミ
固定資産の3つの基準
- 建物の内部に出入りする雨風を遮断する屋根や壁があるかどうか(外気分断性)
- 建物が独立してその目的となる用途を達成するための空間が確保されているか(用途性)
- その建物が持続的にその土地に固定されて使用できるかどうか(土地定着性)
※外気分断性・・・屋根及び周壁(これに類するものを含む)があり、これによって外気が遮断さ れ、人が滞留するための空間がなければなりません。特に屋根を有しない建造物を生活空間として利用することは考えられないので、屋根を有することは建物の不可欠な要件
用途性・・・建造物が、一定の「生活空間」や「人貨の滞留性」を有することが必要です。もう少し具体的に説明すると、外部から遮断されて安心して生活できる、仕事に従事することができる、物を貯蔵することができる空間であることが必要とされます。これを用途性と呼ぶ。
土地定着性・・・定着性とは絶対的に移動が不可能な状態にして土地に固着していなければいけないかというとそうではありません。建物が永続的に利用されること。
一般的なウッドデッキだと固定資産にはならないってこと・・・?
富士山くん
屋根や庇(ひさし)がなく床のみであれば、当然課税対象外です!
ナカゴミ
なるほど!庇がついていたら固定資産になるんだね!
富士山くん
取り外し可能なものであれば定着しているとは言えないため、こちらも課税対象外です!
ナカゴミ
屋根は課税対象になるってことですか?
富士山くん
屋根を取り付けていても、壁がなければ外気分断性が認められないため課税されないです!しかし屋根と壁を取り付けてあれば、課税対象を満たす場合があります。
ナカゴミ
どんなものが固定資産税の対象???
住宅に関するもので、どんなものが固定資産税の課税対象になるのか簡単にご案内します!!
ナカゴミ
- 母屋
- 離れ
- 蔵
- 倉庫
- ガレージ車庫
- サンルーム
- カーポート
- バルコニー
- テラス
- 門・門扉・塀
- 屋外作業場
- ビニールハウス
まとめ
ウッドデッキはたとえ屋根を取り付けても固定資産税の対象とはなりません。ウッドデッキをお考えの方は、ご心配なく設置してくださいね!
ナカゴミ